所有者がいない不動産はどうなるのか

不動産は資産の一種ですから、所有者が亡くなったとしても、その配偶者や子に相続されます。
しかし最近は、天涯孤独のままで亡くなるお年寄りも増えています。
結婚をせず、子供も作らずに年老いて行く人が多いからです。
そうした人たちが不動産を持っていた場合は一体どうなるのでしょうか。
実は所有者がいなくなった不動産は、国のものになるという規定があります。
土地も建物も、国のものになるというわけです。
普通は不動産がいらなくなったとしても、任意で国に返却することはできません。
ですが本人が亡くなって相続をする人がいない場合は、国庫に帰属することになります。
時に不動産は負債になることもありますが、放置しておくわけにもいかないので、国が管理をすることとなるわけです。
これからは、所有者不明の土地や建物が続々と出て来ると予想されています。
もう少し効率的で分かりやすいルールを作らなければならないという声は日増しに大きくなっています。